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ピュアスポーツ福島南スイミングのスタッフブログ
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3月11日。東北人は絶対に忘れられない日。
もう3年なのか、まだ3年なのか。
そういえばあの日も寒かったですね。
最近テレビでは震災時の様子が映し出されますが、たくさんの方が亡くなっているし、いまも仮設で生活されている方もいて、なんだか複雑だしあまり映像をみたくありません。

2011年2月28日に福島市内3店舗目としてオープンしたピュア福島南。
まだ2週間過ぎないうちに震災に見舞われました。

あのときコーチたちはミーティング中。
フジジは銀行の方とパソコンの前で打ち合わせをしていました。
携帯から聞きなれない緊急地震速報が鳴り響き、大きな揺れが・・。
あの時のコーチたちの行動は素早かったです。
それぞれがそれぞれの動きを見て、指示がなくても避難誘導へ、機械室へ、火の元の確認と非常口の開放へと走りました。
フジジはプールサイドに上がってきたフリーコースの会員様を抱きかかえていました。その後大きな揺れがきて、照明が消え、水槽の水のようにプールの水があふれ出し、フジジも水をかぶりました。
ギャラリーと事務所、更衣室は水浸しとなりましたが、幸い窓ガラスが割れたり、天井が落ちたりすることはなく助かりました。

その日からフジジやハナヤン、ルイルイは3月末までプールで寝泊まりして過ごしました。

電気が止まってプールのろ過機も止まってしまいましたが、塩素剤だけは投入して水が腐るのを防ぎました。
それが後々役に立ちまして、地域の方の生活用水としてお分けすることができました。


ただフジジは立ち場的に、このまま福島市民全員避難対象となって、従業員が解雇されてしまうのではないか、4月からの採用内定者はどうなるのか・・など、悩みが尽きません。でも周りには身内を失った方もいて、フジジの悩みなんてハナクソです。苦しく不安な日々を送ったのを覚えています。

3年が過ぎてフジジは以前の生活に戻れていますが、まだ仮設住宅にお住いの方もいて心が痛みます。また、福島県の子どもたちの成長が遅れているとか、運動能力が全国最下位だとかの話を聞きますと、福島県のスイミングクラブの使命というものを改めて感じます。
何もできませんが、福島の子どもたちの未来のために、この3・11を忘れることなく、頑張っていきたいと思います。


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